【Part1】初めてのロゴデザイン!見習いwebデザイナーが初めてプロとやり取り
こんにちは。マコトです。
スマホ版のサムネ表示も直ったみたいでひとまず安心しました。
他に視認性を上げるためにしたほうがいいことありますかね?ぜひぜひご教授ください。
さて、本日は本業の方の経験談です。実際の進捗もまだ途中なので、前半後半に分けて書こうと思います。
ある日突然
「かっこよくてスタイリッシュなロゴを寄越せ」
と言われました。なんのこっちゃ。
- 1、授業でしかロゴ作ったことないんですけど大丈夫ですか??
- 2、ロゴ作りの段取りを整理しよう!
- 3、ラフ描くので、もう少し具体的なイメージください。
- 4、アイデア出しのコツは「消しゴムに触らない」
- 5、デザインは目的ありき
1、授業でしかロゴ作ったことないんですけど大丈夫ですか??
私はIT系の超小さな会社でデザイン業務や編集業務、雑務をしています。
社長がとても理解のある方で、「社員がやりたいこと」を重視して仕事をもらってきてくれるんです。
最初は主に雑務や編集補佐でバイトとして勤務していたのですが、イラストやデザインのスキルも生かせるだろうと正社員として拾っていただきました。ありがたや。
先日社長から、社長が参加している他社の新プロジェクトに新しいロゴが必要なので、デザインしてくれないかと声がかかりました。
詳細を伺って硬直。
エッ??ここ超大手ですよね????
経済とかに疎い私でも知っているくらい有名な会社。
なんなら私の大好きな楕円球技界の超スーパースター達をテレビCMに起用していたはず…この前見た…すげえ…
そこのメイン事業とはまた異なる別事業部の新プロジェクトということですが、まず言えることはこんな小さな会社の名も無い新入社員に回ってくる案件ではないということ。
弊社の開発組とは業務内容の違いから仕事の詳細を聞くことはほとんどなかったのですが、思えばいつも結構有名どころのお仕事に参加していたような…
社長のツテどうなってるんだろう。
で、今回は向こう方にもデザインができる人員がいなかったことから私に回ってきたそうです。回ってきちゃったものは仕方がないのでとりあえず聞いておきます。
授業でしかロゴ作ったことないんですけど大丈夫ですか??
いいよ♡
いいんかい。
正直私がよくないですが。
まさかのど素人大歓迎の大手様。覚悟を決めて 始めることにします。
2、ロゴ作りの段取りを整理しよう!
ところで先述しましたがロゴ制作はcoconaraでもやったことがなく、授業でかじった程度です。どうやって行えばいいか、まず整理してみます。
基本的にはイラストのご依頼を受ける時と同じ要領です
- クライアントが求める完成品のイメージを聞く
- ラフを作成する。
(ここが絵とは少し違って、複数パターン提出する。たくさんのデザインの可能性があるので、見てもらって先方のイメージに近いものに絞ることができる) - メインになるデザインを1つに絞ってブラッシュアップする
- 指定カラーに配色
3のあたり、授業でいやというほどパーツの隙間を調整したり、角度や太さをちまちまと変更してはダメ出しされたのが懐かしいです。まさか実際に仕事でする日がくるとは思ってもいませんでした。
やるからには一生懸命努めたいと思います。
3、ラフ描くので、もう少し具体的なイメージください。
ではまずラフ作成にかかります。たくさんパターンを出したいので、いろいろな要素や企業コンセプトから多方面にイメージを広げていきたいです。
では、求めるロゴのイメージを伺ってもよろしいですか?
かっこよくてスタイリッシュなものをイメージしています!
………なるほどですね??
サンプルで他企業のロゴが添付されてきました。これだけでも作れないことはないですが、的が広すぎてバリエーションが絞れない上に、特色が弱い。
「弊社はこの事業を行っている。故にこのロゴ」と言えません。どこの会社でも使えるものになってしまいます。
企業コンセプトや、メイン事業についてもう少し詳しく伺えますか?
はい、承知いたしました!
これでなんとかなりそうです。
4、アイデア出しのコツは「消しゴムに触らない」
しばらくして送られてきました。企業コンセプトや今回の事業についての詳細。
ふむふむ、なるほど。それではこれらをもとにロゴのアイデア出しをしていきます。
これお見せしてしまうとどこの会社か一発でわかってしまうので
…そう。仕方がない。
個人的にアイデアをひたすら出していくときは紙の気分なので、ノートにひたすらがしがし。
私が大事にしているアイデア出しのコツは、「消しゴムに触らないこと」!
昔知り合いに勉強を教えてもらっていた時の受け売りですが、どういうことかというと、「あっ、間違えた」と思って消しゴムを使ってしまうと、その瞬間に考えることに対しての集中力が途切れてしまうんだそう。
個人的にも、ラフの段階で1つのアイデアにああでもないこうでもないと根を詰めてしまうと、頭の端に浮かんできていたアイデアがどこかに行ってしまう気がしています。まだアイデア出しの段階なので、深追いする必要はありません。
違うと思ったら、すぐさまその隣にそこを修正したアイデアを新しく書き足す!
ペンを止めてはならないのです…描くのです
5、デザインは目的ありき
初めてデザインを「仕事」として体感しましたが、漠然と依頼されるのはやっぱり少し困りました。まあもちろん、世の中にはこの漠然とした要望にもばっちりお答えできるデザイナーさんはいらっしゃいますが…
私個人としてはクライアント様としっかりコミュニケーションを取って、私にできる範囲での唯一無二を作れればと思っているので、「どういう目的のデザインか、どういう意味を持ったデザインにしたいか」を事前ヒアリングしていくことを、これからも心がけていきたいと思います。
デザインを発注される側の方も、こういったことを意識して依頼されることで、期待通りのデザインが上がってくるかもしれません。ぜひ参考にしてみてください。
それでは本日は以上になります!いかがでしたでしょうか?
このお仕事のその後は、また進展があれば執筆しようと思います。引き続きがんばります〜!
>>次の記事はこちら!
makoto0804-illustration.hatenablog.com
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それでは本日は以上です。
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